京都・伏見界隈を散策(2016・8・18)

ハイキング仲間と伏見での納涼会が目的だが、37℃の炎天下を少しだけ歴史散策した。

御香宮神社

伏見城の北東鬼門の守護神でもあった事から豊臣、徳川との縁深く、表門は伏見城の大手門。拝殿、本殿は徳川家寄進。境内から湧き出る名水”御香水”で徳川御三家の藩祖と千姫が産湯に浸った。歴史ある神社だが慶応4年(868)鳥羽・伏見の戦いでは薩摩藩の屯所となり、300mほど南の伏見奉行所に陣取る新撰組と戦火を交えた所。

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Dscn0279 魚三楼

江戸時代の明和元年(1764)創業の料亭で、伏見港に上がる瀬戸内の魚や京野菜料理を提供し,各藩の大名屋敷の料理方も務めた伝統ある料亭だが、鳥羽伏見の戦いでは奇跡的に戦火を免れた。表の格子窓には弾痕跡が残って居る。

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伏見・銀座誕生地跡

伏見区銀座1,2,3,4町目。家康が関ケ原の合戦で勝利し、翌年の慶長6年(1601)に設けた銀貨鋳造発行所跡。当時伏見は日本最大の城下町で中央政治都市。現在の両替町5丁目~8丁目辺りが銀座町で日本最初の銀座。銀座1丁目の石碑。

Dscn0273 両替商跡

家康が伏見城に居た慶長6年(1601)山本家は屋号を茨城屋と称した両替商。かっての金融街で白壁の土蔵に面影が残る。

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Dscn0272 長建寺

深紅色の土塀と竜宮造りの山門が印象的な寺。境内の湧水は伏見名水の一つ。

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黄桜記念館

本店蔵を改装した、河童に焦点を当てた”河童資料館”を始め、黄桜の歩みや酒作りを説明している。ギャラリーでは清水崑、小島功の河童の原画を展示し、昭和30年代の懐かしいCMが楽しめる。オリジナルの"京都麦酒”も楽しい。

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大倉記念館と伏見夢百衆

月桂冠発祥の地。酒蔵を利用して開いた資料館で、敷地内に湧き出る”さかみず”は伏見の酒の仕込みに使用される、伏見名水の一つ。伏見夢百衆は大正8年建造の月桂冠旧本店社屋を利用したくつろぎの空間だが、盆休み中だった。

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”神聖”山本家酒蔵

延宝5年(1677)創業時は味噌、醤油等も営んでいたが、明治時代清酒業専業となり”神聖”を誕生した。大正時代の酒蔵を改装した焼き鳥屋”鳥せい”は蔵元直営ならではの日本酒に人気がある。本日の納涼会の場所だが、外人を含めた大勢の客で賑わっていたがサービスは以前と比べて大分落ちたようだ。

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伏見0番街

近鉄桃山御陵前駅前のガード下の一杯横丁。懐かしい路地裏がまだ残って居た。

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この記事へのコメント

  • 磯のすー

    ご丁寧な説明を含めたブログ、いつも参考にさせて頂いております。
    当方、長く京都に住んではおりましたが、仕事と夜の遊びばかりで、落ち着いて京都の
    散策をしたことがなく、勉強になります。

    何時も丁寧なコメント有難うございます。しかし暑かったです。
    2016年08月22日 16:52